ワインを勉強したい、色々知りたい…けどまずはどんなものを飲めばいいの?と、どこにスタートを置けばいいのかわからない…。わからないからそのまま、よくあることですよね。(とくに私はよくあるんです…)ワインと言えばやはり赤ワインというイメージが強いかもしれませんが、白ワインも非常においしく、しかも女性には白ワインのほうが入りやすいと思っています。
その理由は、渋み成分であるタンニンが少なく、すっきりと飲むことが出来ること。ワインが苦手という方の多くは渋み成分にあると思っていますので(個人的にですが)、それが少ない白ワインから飲み始めるのがオススメです!
やはり外せないのが白ワインの代名詞である「シャルドネ」。とてもスッキリしている飲み口のワインが多いのが特徴で、白ワインといったらこれ!という方も多いと思います。もちろん作り方によって酸味が強いものから、甘めなものまでさまざま。安価なワインでもシャルドネ品種のものはそれこそ選べないくらい沢山出ていますよ。辛口ではよりスッキリ、甘口ではより柔らかいお花のような香りをしていることが多いです。
白ワインの中にはデザートとして飲めるような甘口のワインもつくられています。その名もデザートワインと言って、まあまんまなのですが…。特にドイツで作られている白ワインは甘口に作られていることが多いですよ。その中でも「貴腐ワイン」という、わざと病気にさせて糖度を上げたぶどうを使用した甘口の高級ワインもあります。そのようなワインは白ワインながら非常に色味が強く、透き通った黄色いカラーが特徴です。デザートワインとして白を飲んでみたいのであれば、ドイツのゲヴェルツトラミネールやリースリングがおすすめですね。ただ、この2つの品種はどちらも辛口の白ワインとしても作られていますので、品種だけで購入する際は注意してくださいね。ボトルが細身で長いものは大抵甘いワインです。
個人的にはスッキリしているワインが好きなので、いわゆる暑い日にすっきりしたい、口の中をスッキリさせたい…といった辛口が好きな方にはシャルドネの辛口、リースリング、ミュスカデあたりがおすすめです。特にフランスの「アルザス地方」で作られたリースリングは個人的に絶品です!
デザートのような甘いワインからキリっとした爽やかなアルプスの水のような澄んだ辛味まで楽しめる白ワイン、いずれも渋みはほとんどなく、香りはジャスミンやすみれ、洋なしやバナナのようなフルーティなものが多いのでワイン初心者さんはまず白から入ってみてはいかがでしょう?