ワインの知識をちょっとでも持っておくといいことがイッパイ?

まずは、ワインの知識を少しでも持っておくことでどんな「オトク」があるのか?というところからご紹介できたらいいなと思っています。具体的に、ワインの知識があるとどんなことがオトクになるだろう…と思いますか?ちょっとカッコイイ印象になる?セレブっぽい雰囲気になる?……たしかに、そのような印象は間違っていないかもしれません。実際、人と会って最近何か凝っていることはある?といった質問を受けることは多いのですが(ある程度会うまで間がある場合は特にそのような話になりがちですよね)、「最近はワインを勉強中です」と言うと「カッコイイ!」と言われることは本当に多いです。

たしかにそんな風に言われて嬉しくならないことはないのですが(笑)、個人的にワインを意識して飲むようになって、勉強をはじめて自分にとってプラスになったと思える点をリストアップしてみました。

1:ごはんがより美味しくなった
おうちで食べるご飯も、外で食べるご飯も「こんな素材を使っているならこのワインが合いそう」と判断することが出来るようになったので、気軽にワインと食事を楽しめるようになりました。特に外で食べるご飯は家ではなかなか面倒で出来ない調理法や素材を使っていることもあるので、より美味しく食べれると心も身体もハッピーな気持ちが増幅します!

2:地理が多少わかるようになった(苦手を克服)
これは本当に個人的な得手不得手の話なのですが、地理が非常に苦手でした。でも、ワインと共に勉強することでイタリアやフランスの地理に多少興味が出てきた…。つまり、「苦手分野も勉強しようと思えるようになった」ということですね。苦手なことも好きなこと、興味があることと絡めれば少しは苦手意識が緩和されます。

3:お店の人とよく話すようになった
どちらかと言えば人見知りな方でお店の方ともあまり話すことはなかったのですが、ワインのことをもっと知りたい!と思うのでお店の方にどんどん話しかけて知識を集めたいと思うようになりました。今では気軽に話しかけられますので、対人スキルも少しはアップしたかな?と思っています。関わっている方はプロですので、自分にない知識を色々と教えてくれますので勉強になりますよ。

4:ひとつひとつの出会いに感謝が出来る
同じワインでも、作られた年(ヴィンテージ)が違えばその味はぐっと変わることも珍しくありません。それに、有名な銘柄であれば毎年簡単に手に入れることもできますが、ものによっては一度飲んだらもう二度と手に入らない…そんなこともよくあるんです。当たり前のことですが、今飲んでいるワインはもう二度と飲めないかもしれない、それって人や物事に対しても同じですよね。すべてが当たり前ではなくそのときそのときに感謝というか、大事にできるようになりました。

精神論みたいなものも多いですが、ワインを知ることで自分のワインに関する知識が増えただけではなく、物事へのあたり方や人への接し方も変わりました。お酒の知識は特にお酒の席でも話題として盛り上がりますし、話のきっかけとして使いやすいのもポイントですよね。専門的な知識ではなくてもライトな知識さえあれば結構なんとかなってしまうものですし、ちょっとでも興味を持っていただけたら嬉しいなと思います。