個人的にオススメ、イタリアワインはやっぱりコスパが最強!

個人的にとってもオススメしたい産地のワインはやっぱりイタリアです。イタリアでもワインは日常的に飲まれており、みんなで楽しくご飯を食べるときのお供としてワインがセレクトされることが多いんです。ですので、フランスのように熟成させて何十年も経ったあとに開けて、じっくりゆっくり飲む…という感じではなく、日本でビールを楽しむかのように、開けてすぐにおいしく飲む!といったタイプのワインが多いですね。

ですので、買ったその日の夜に開けてもすぐにおいしさを楽しむことが出来ます。テーブルワインとしてもとっても使いやすいですし、なによりフランスワインとくらべてお値段が安いんです!あくまで個人的な基準になってしまいますが、3000円程度のフランスワインと同じくらいのクオリティであれば1000円台のイタリアワインで十分なほど。最近は少しイタリアワインも値段が上がっているという話も聞きますが、それでもまだまだコストパフォーマンスは非常に高いものが多いです。

それでは、イタリアワインで有名な品種、おさえておけばいい品種をご紹介しますね。まずは「ネッビオーロ」という品種、これはおさえておいて絶対に損はありません。イタリアにおいての高級ワイン「バローロ」に使われている品種です。同様の「バルバレスコ」に使用されているのもこちらのネッビオーロですね。力強く、それでいてスッキリとした飲みくちですので重めのお肉料理と合わせるのがおすすめの品種です。

次に、個人的に大好きな「サンジョベーゼ」。イタリアの地ぶどうとしてはとても有名なこちらの品種。まさにイタリアを思わせるような、太陽のような明るいイメージを持つ品種です。ライトに飲むことができながらしっかりと赤ワインのよさも持ちあわせていて、テーブルワインにも最適。個人的にはネッビオーロよりも柔らかい印象がありますね。

華やかでエレガントなワインが好きという方には、「アマローネ」がおすすめ。イタリアの格付けワインのひとつである「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」が有名ですね。アマローネはぶどうの品種ではなく銘柄なのですが、その製法が特徴的。収穫したぶどうを陰干しし、水分をわざと蒸発させたものを使って作られたワインです。そのため香りが非常に高く、それでいてしっかりと厚みもある味になっていて、それでいてエレガント。女性にも人気の高い銘柄です。安価に楽しめるものから、数万円以上するものもあり、中には10年以上熟成させるものも…。

これらはすべて赤ワインですね。白ワインで有名なのは「コルテーゼ」という品種を使用した「ガヴィ」という銘柄のもの。あとは複数品種を使用した「ソアーヴェ」もおすすめです!どちらも辛口でスッキリした飲みくちのものが多いですよ。

イタリアワインの魅力はさまざまな地ぶどうを使用した銘柄が多いこと。なんだこれ?知らない!といった品種がバンバンでてきます。それこそ把握しきれないほどです。ですが、それらをおもちゃ箱をあけるかのように飲んで楽しむことが出来る、それもイタリアワインの大きな魅力です!