「ワインって高いから」と敬遠しないで!今はロープライスでOK

「ワインって高い」…そんなイメージを持っていませんか?私が友人と話していて「ワインに凝ってるんだー」と言うと、「でも結構お金かかるよね?」とほぼ必ずといっていいほど言われます。たしかに沢山飲んでいればお金はかかります。ビールや発泡酒とくらべてもちょっとお値段が高いですしね。でもでも!ワインはみんながみんな高いわけではないんです。正直ビールよりもずっとコストパフォーマンスが高いワインだってあるんですよ。ワインは興味があるけど高いから飲まない…なんて本当にもったいないです!

多分、ワインが高いというイメージを持つのは、みなさんがデートなどで訪れるイタリアンやフレンチのお店でボトルワインを頼む時…じゃないでしょうか?確かに、ちょっとお高いお店であれば6000円から8000円から始まるようなところもありますし、カジュアルなイタリアンでも4000円や5000円台のボトルがゴロゴロしています。その字面だけで見るとやっぱり…高い…かもしれません。

しかしそのようなワインだけではもちろんありません。狙い目は輸入食品屋さんのワイン売り場です!大抵のショッピングセンターに最近入っている輸入食品屋さん。ついついコーヒーやお菓子類、レトルト食品や香辛料などの調味料に目が行きがちですが、バッチリワインも売っています。しかもそのお値段は、750mlで1000円を切るようなものばかり!ビールよりは高いですが、それでも「ワインは高い」というイメージは払拭できるのではないでしょうか?

ここで疑問を持つ人がいるかもしれません。「そんな安いワインって本当に美味しいの?」…と。ワインは高級な飲み物というイメージがある場合、どうしても安い=美味しくない という印象がついてきてしまうのは仕方ないことかもしれないですが、安心してください。きちんと「美味しい」です!

安いのに美味しい、そのからくりは産地にあります。フランスのワインは輸入しても高いのですが、イタリアやチリなどのワインはフランスのワインに比べて安価に入荷することが出来、しかもクオリティも高いんです!ボトル6000円以上のものと遜色がないくらいしっかりした味のワインもありますよ。南アフリカなど個性的な産地のワインと出会うことも出来るのも大きな魅力ですね。もちろん、安価なフランスワインも置いてあることもあります。

私の場合はよく訪れて、品種と産地をチェックしながら買うこともあれば、エチケットやボトルのデザインなどで買う、いわゆる「ジャケ買い」することも多いです。品種などで購入する場合は単種(ひとつのぶどうの品種のみで作られたワイン)のものや、自分が知らない土着品種(その地方のいわゆる地ぶどう)のワインをセレクトすることが多いです。

あとは、スーパーなどにも置いてある「パックワイン」もおすすめです。紙のパッケージの中にワインが入った袋が入っていて、サーバーのような器具がついているものがあるのですが、うちではそれを夜ゴハンの際に「がぶ飲みワイン」として愛飲しています。こちらも赤、白とあり、その中でも品種が色々わかれていますのでひとつ飲み終わったら別の品種、別のメーカー…と渡り歩くのも面白いですよ!

もちろん高いワインは美味しいです。ですが、毎日のように高いワインなんて飲めませんよね?よりカジュアルにワインを楽しむのであれば、ロープライスで自分の気に入った味を見つける…これもワインの楽しみ方のひとつだと私は思っています。高いから飲まないのではなく、安いワインをもっと楽しんでみてください!