誰もいないところで一人で飲む!そんなときには全く気にしないワインの飲み方ですが、やはり外や人と一緒のときには失敗はしたくないものです。今回は個人的に「もったいないー!」と思うワインの失敗をリストアップしてみました。
1:ワインが開く前にガンガン飲んでしまう
これは本当にもったいないです!白ワインなら問題ないのですが、赤ワインの場合、ちょっとお値段が張る場合はきっちり開かせてあげないとワイン本来の美味しさを感じられないまま飲むことになってしまい、「せっかく高いお金を払ったのに全然思ったほどじゃなかった」なんてことにもなりかねません。特にがぶがぶ飲まなくても、人数が多いと開かないまま終わってしまう…なんてことは結構ありがち。お店によっては事前にデキャンタージュをしてくれることもありますが、4人以上で飲む場合、デキャンタージュが必要そうかどうか聞いてみるのもいいかもしれません。
2:とりあえずワイングラスを回しまくる
ワインが入ったグラスを、「とりあえず回せばそれっぽいよね!」と回す方も意外といらっしゃるのですが…。確かに、香りを立たせるために軽く回すのはアリです。とってもアリです。ですが、一口飲むごとにぐるんぐるんととっても勢い良く回す方も中にはいらっしゃいます…。それではせっかくの香りや風味が飛んでいってしまうこともあり、非常にもったいないです。開けたばかりではたしかにワインがまだかたい感じですので回して開くかどうか見てみる…というのはよくあることですけどね。飲んでみて「美味しい!」と思ったら、それ以上は回さずに楽しんでいただければと思います。
3:ワイングラスを手であっためてしまう
これも個人的にもったいないアレです。時々ブランデーを飲むかのように手のひらでグラスをあっためるような持ち方で飲む方がいらっしゃるのですが、やっぱりもったいないです。ワインが一番美味しいと感じる温度で飲んでいただきたいなぁと思うので…。ビールもぬるいのはおいしくないですよね?それと一緒です。ワイングラスは長く美しい軸(足)がありますので、そこを持つようにしてください。女性の場合、非常にエレガントに映ってイイ女度がぐっと上がりますよー!
4:ワインについてのうんちくをぐだぐだいってしまう
ワインの飲み方とはちょっと外れるかもしれませんが、うんちくをぐだぐだ言ってしまうのはどんな内容であっても興味の無い人からすれば残念ながらどーでもいいことです。うだうだとしゃべるより、ポイントだけをさり気なく言うほうがスマート。私もお友達とワインを飲むときにうだうだ(知識がそれだけあるわけではないですが)つい言いそうになるのでぐっとこらえています。もちろん、聞かれたら答えますけどね!
5:とりあえず高いワインはいいと思ってしまう
確かに、高いワインは高いだけの理由があり、美味しいものも沢山あります。ですが、値段だけではおいしさがわからないのがワインの魅力のひとつでもあります。安いワインでも自分の口に合えば、高級なワインよりもずっと価値があるもの。「高ければそれでいい」と頭から思ってしまっていてはもったいないです。高級なワインに負けないくらい魅力的な安価なワインも沢山あります。値段で選ばず産地や品種でも選んでみて欲しいですね。
以上、ごく個人的な「ワインでやりがちな失敗5つ」でした。あなたはなにか当てはまっていましたか?