ワインは決して「特別なお酒」というものではないことを知る
なんとも壁があったり、知識を持っていないと飲んではいけない…といった敷居の高さをワインに対して感じる人は未だに多いように思えます。しかし、決してそういうことはなく、もっと身近に感じられる手頃なお酒…それがワインだと強く訴えたいです。
はじめまして!このページをご覧になっているということは、きっとワインに興味があるんだと思います。ワインはとっても奥が深く、知れば知るほどどんどん楽しくなっていくのが大きな魅力。しかし、その分イメージとしてはどうしても「難しい」というものに偏りがちなことに、残念な気持ちをずっと持っていました。
しかし、決してワインは難しいものではありません!もちろん専門的な知識を持っていればそれに越したことはありませんが、ただ純粋に美味しいお酒(ワイン)を楽しむ、それこそがワインの本懐だと私は思っています。ワイン好きの人はどうしても語りたがる人も多いですのでそのような方と飲むと大変なことになってしまうこともあるのですが…(笑)
このあたりは個人的に非常に難しいところだと思っているのですが、知識をつければつけてしまうほど、頭でワインを飲んでしまう…なんてことになってしまうかもしれません。つまり、「この品種だからこのような味わいになるだろう」と頭からイメージを決めつけて飲んでしまう、ということです。ヴィンテージがわかるようになってくるとさらにそのような印象になるかもしれません。もちろんそれはそれですごいことですし尊敬しますが、普段飲むワインはシンプルに「おいしいかどうか」で判断する、それでいいと思っています。
とはいえ、せっかくのおいしいワインも全く知識ゼロの状態ではより深く楽しめる部分を楽しんでいないという、もったいないことになってしまう…とも思うんです。ですので、このサイトでは普段カジュアルにワインを飲む、飲みたい、飲んでみたいという方のために知っていたら「ちょっとオトクになるかも」な知識をシェアしていきたいという気持ちで作りました。
沢山の横文字でどうだこうだ、といった堅苦しいものは一切出てきません。もっとライトに、ワインを身近に感じて欲しい…。そして、もっとワインを楽しんで欲しい。それが私の願いです。
実は、私はまだワインを知ってワインと楽しむようになってまだ5年も経っていません。まだまだ勉強中で、ワイン通というには程遠いほどのレベルです(笑)。ですが、それでも十分ワインの味の違いを楽しむことが出来ていますし、ワインの魅力を十分に感じ取ることができています。
そもそも、私はもともとそんなにお酒を飲むことは好きではありませんでした。お酒自体は好きでしたが、ビールはすぐお腹にたまってしまうのであまり飲みたくない、日本酒も嫌いではないけど甘口のは苦手…こんなタイプでしたので、友達と飲みにいったりするときはもっぱら梅酒やカクテルばかり飲んでいました。ワインについても「赤ワイン」と「白ワイン」があり、赤ワインはなんだか苦くて渋いからあんまり美味しくない…といった印象くらいしかなかったんです。
そんな私の転機になったのは、母の友人というつてで手に入れた超有名なあのワイン、「オーパス・ワン」でした。日本で一番有名なワインと言えば「ボジョレー・ヌーヴォー」かもしれませんが、ワインが好きな方であれば100%知っているといっても過言ではないのがこの「オーパス・ワン」なんです。全く知識がない状態でしたので私は「そんな有名なワインがあるんだ」程度でしたし、何より「赤ワインといったら渋いから…」といったイメージしかなく最初は全く飲む気がしなかったんです。
しかし一口飲んでみると、「今までのワインとは全然違う!」とすぐにわかりました。香りはもちろん、口に含んだ味の豊かさはこれまで飲んだことがあるワインとは一線を画していました。「ワインってこんなにすごいんだ!」と思った、このオーパス・ワンとの出会いが私のワインの道への入り口となりました。
ワインを好きになって飲むようになると、毎日の食事の味にも繊細になろうと思ったり、「この食材はどんなワインに合うかな?」なんて考えるのも楽しくなりました。ワインでより生活を豊かにすることが出来る、それも大きな魅力です。今からでも遅くはありません!このサイトで一緒に勉強していきませんか?
なんとも壁があったり、知識を持っていないと飲んではいけない…といった敷居の高さをワインに対して感じる人は未だに多いように思えます。しかし、決してそういうことはなく、もっと身近に感じられる手頃なお酒…それがワインだと強く訴えたいです。
普段の食事に合わせるにはワインは不向きと思っていませんか。確かに赤ワインなら肉料理、白ワインなら魚料理というイメージが強くありますが、ワインの風味や品種から合う料理を計算することも出来るんです。我が家ではモツ鍋と白ワインを合わせたりしていますよ。
ワインを知る上で一番大切なことは、実際自分で様々な品種のワインを飲んでみる…ということです。特に単種をセレクトするのがおすすめ。この品種はどんな味がしてどんな香りがするのかわかりやすいですし、自分好みの品種を見つける手助けにもなります。
白ワインの個人的なオススメは「ガヴィ・レマルネ」。そこそこ安価でスッキリした果実味が味わえる、美味しい辛口ワインです。赤と同様に「Balance」の白も安価でがぶがぶ飲むには持ってこいの一本。品種ならばミネラル分が強いアルザスのリースリングの白が一番おすすめ!